「防御率はいいのに、なんでいつもハラハラするの?」「ランナーを出しにくいピッチャーは誰?」
野球中継のデータ画面で、防御率の横にひっそりと並んでいる英語4文字、それがWHIP(ウィップ)です。
一言でいうと、WHIPとは「1イニングあたりに、平均して何人のランナーを出したかを表す数字」のこと。
この記事では、世界一わかりやすく解説します。
① 一言でいうと?
WHIP(Walks plus Hits per Innings Pitched)は、「(与四球 + 被安打)÷ 投球回数」という計算式。この数字が低ければ低いほど、「ランナーをほとんど出さない、安心感のあるピッチャー」ということになります。
② なぜその数字があるのか?
「防御率」は、味方のエラーや運悪く点が入った場合でも変動してしまいます。しかし、「ヒットやフォアボールをどれだけ許さなかったか」という、ピッチャー個人の純粋な支配力(優しさ)を正しく評価してあげるための指標なんです。
③ 初心者が覚えるべき3つのポイント
• 「1.00」が超一流: WHIPが1.00を切ると、1イニングに1人もランナーを出さない計算になります。これは「打てる気がしない」レベルの怪物です。
• フォアボールもヒットと同じ: どんなに球が速くても、フォアボールを連発するとWHIPは跳ね上がります。
• 阪神ファンならこれ!: 2023年の日本一を支えた村上頌樹投手のWHIPは、なんと**「0.74」**という驚愕の数字でした。甲子園で「村上が投げれば負けない」という絶対的な安心感があったのは、この圧倒的なWHIPの低さが証明していたんですね。
【まとめ】1分で復習!
• WHIP = 1イニングに平均して出すランナーの数!
• 目安 = 1.20以下なら「エース級」、1.00以下は「神」!
• 注目ポイント = 防御率だけでなく、この数字が低い投手こそ「真の安定感」の持ち主です。
次に甲子園で先発ピッチャーの成績が表示されたら、WHIPをチェックしてみてください。「お、今日の先発はWHIPが低いな。安心してビールが飲めるぞ!」と、余裕を持って観戦できますよ。

